女嫌い × 裏表少女

くっそ!


こいつ、俺がちゃんと喋んねーということきかねぇんだよな…。


「…聖。お飲み物と、お菓子を用意してくれ。」


「かしこまりました。」


浅くお辞儀をしてから音もなく部屋から出て行く聖。


同い年とは思えないな。


「…あのさ、」


「あ?」


「あの人、誰?執事さん?」


優笑はさっきなんか泣きわめいたおかげで吹っ切れた感じだ。


俺も、なんか心のつっかえが取れた感じ。


「あいつきたら答えっから。まず、なんでさっき泣いたのか聞かせろよ。」