女嫌い × 裏表少女

もちろん今も大嫌い。


可愛いなんて本当に思ってるわけないじゃん?


世界一私の中で可愛いのは姉さんだもん。


だから、この性格を直す気もなかった。


「でもおかしいぞ。」


おかしい?


なにが?


おかしな話なんてしてない…


「お前のせいじゃないだろ?俺の姉貴のことも、優笑の兄貴のことも。」


「で、でも…」


今まで誰にも、そんなこと言われなかったし。


「お前のせいじゃねーよ!俺だって同じ立場だ。だから、もういいんじゃね?」


「な、にが?」


頬を伝う雫。


あれ?


私泣いてるの?


「モードもワカンねぇなら、もうわからなくていいんだって。一番は…」


ほら、また君は白い歯を見せて笑う。


「もう、笑っていんじゃね?姉貴が太陽みたいなひとだったんなら、姉貴は、ゆえに笑って欲しいって願ってるって!」