『鳥』になる瞬間。

「もうやだ・・・誰か・・・」
高校生にもなって泣きそうになっていた

ーーーその時、

「ねえ・・・何やってるの?」
「へ・・・?」


そこには車椅子に乗ったショートカット美人がいた。
綺麗な人だ・・・足も細いし、なんか運動でもやってたんかな・・・
と、しばらく見とれていると
「ねえってば・・・こんなところで何をやってるの?」
「へっ?!はひっ!!」
いきなり近づいてきたため、俺は緊張して変な声を出してしまった。・・・恥ずかしい・・・
「あなた、新入生だよね?何の部活を見学するの?」
「えっ!あっ、陸上部を見学したいんですけど・・・道に迷っちゃって・・・」
彼女の制服のリボンは赤・・・2年生だ
「・・・そう・・・陸上部を・・・。あなた、なんの種目をやってるの?」
「俺、ハイジャンをやってました!」
「なるほどね・・・身長高いし、足のバネもしっかりしてそうね・・・期待できるわね」
「えっ、あ、ありがとうございます・・・?」

なんだこの人。人のことジロジロ見てきていきなり分析を始めたぞ・・・