「葵恋〜? まだ〜?」

玄関から声が聞こえる

時計を見ると7:30

慌てて階段を降りる

「また 柊ちゃんのこと待たせて
ちょっとスカート短いんじゃない?」

玄関にいたママが言う

「いいじゃん!今日から高校生なんだし」

私は口をとがらせて言う