淡々と彼は言う。

「何でも知ってるさ。

美的センスがないことも、
起伏が激しいことも、
私を気遣う優しさがあることも、
化粧を頑張り始めたことも、
服装を女性らしくし始めたことも、

何でも知っている」

むむむ。