気になる!

図書室に入ると利用者でもないけれど2年生の
先輩がカウントしてくれた。
何とも言えない恥ずかしさを覚えながら、ざっと中を見てみた。


-居そうにない。
あの時は閉室時間近くの誰もいない時だった。
そういう時間帯を選んでいるのだろうか。
授業が終わってしばらくたった今の時間帯に
来てしまったのは間違いだったかもしれない。


昨日の様に書架の間を一つ一つ確かめていく。


いない。


いない。


いない…。


はぁ。
美鶴は説明の出来ないため息を洩らした。
何だろう。何しに来たんだっけ…。


…帰ろ。お腹すいたな。
図書室を後にするため、出口へと向かう。


晩ごはん何だろ。昨日はアジの南蛮漬けだった
から、お肉がいいな。
あ、筑前煮でもいい。
お味噌汁はなめこで、ほうれん草のごま和えが
ついてたら…


「おい。」


誰かに、背後から呼び止められた。