意地悪王子と仮契約!?



「な、なに、あの美人。…」


突っ込んだ先に見えたものに、私は、そう声を漏らした。


そこには、すごく美人なお姉さんが、立っていたのだから。

サラッサラの長い黒髪と、パッチリとした大きな瞳。

九頭身のスラッとしたスタイル。


……モデル、みたい。

私は、一瞬で名前も知らぬこの人に、目を奪われた。



そんな時だった。


「李雨……っ!!!!」

その女性が、そう叫んだのだ。