「ふぁ〜」

あの告白から、一週間が経った今。


「心菜、飯。一緒に食おうぜ。」

先輩は、私に猛烈にアピールをしてくる。

「えっと。いや、私、ともだ…」

「いーよ!行っといで?」

「ちょっ、梨勢!?」

私は、梨勢に背中を強く押され、廊下へ飛び出した。


「ホラ、心菜。手、つなご?」

「ぬ……っ」


……先輩ってこいうキャラだっけか!?

いや、違うよね。


違うはずだよ!?