意地悪王子と仮契約!?



「ごっ、ごごごごめんなさい!!!」

私は、すぐさま先輩の上から、退くと、頭を深く下げて謝った。


だけど……。

その先輩はというと、上半身は起こしているものの、「いてて」と言いまだ頭を抑えている。


……やばい。

……まじで、ヤバイかもしれない。

私は、ワタワタしながらその場をウロチョロする。


……どうしよう。

……どうしよう!?

そう焦り狂っていた時だった。

「そんな焦んな。ちょっとこっち来い」

先輩が、手を来い来いと振りながら、ニヤリと笑っている。

……なんか、ヤな予感。

そんな気は、しているものの逆らう事なんて出来ない。