「あー、その男の子なら、先生に伝えてくるって言って、すぐ走って行ったよ。で、君の事、ものすごく心配してたよ」
……先輩。
「ありがとうございます。助かりました。」
「いえいえ、そのお礼なら、あの男の子に言いなさい。あっ、そうだ。この地図を渡しておくから、ここの広場に行きなさい。じゃあね、お嬢ちゃん」
「は、はいっ!」
私は、そのおじさんから地図を受け取り、深く頭を下げた。
私は、その地図を頼りにして道をまっすぐ歩く。
……あ、あそこだ!
私は、そう思い駆け出した。
あっ、先輩もいる!!
「せんぱーい!」
そう言いながら、駆け寄る私。
「ちょ⁉︎おまっ」



