「いえ、別に…。おやすみなさぁい」 「お、おう、おやすみ。」 危なかった…。 心菜が、寝ぼけててよかった…。 俺、さっきキス…しようときたのか? うそ、だろ…。 俺は、少し赤らみつつある頬を手で握った。 …俺が、心菜のことを好き? 自覚すると、もっと頬が赤くなっていく。 うそだろ。 まじか。 なんでだよ…っ。 俺は、心菜の優しい寝顔を見ながらそう思った。