「せ、んぱ…い」 その声は、汗だくの先輩…李雨先輩のものだった。 「お前、大丈夫かよ?頭は?…いてえの?」 そう言って、私のオデコに手を当てる。 ゴツゴツして、骨ばった大きな手。 …どうして。 どうして、来てくれたんだろ…。 先輩…どうして。