____数分後。 私たちは、山の中腹あたりまで来ていた。 そして、それに比例して頭の痛みもドンドンと増してきている。 意識も、もうろうとしてきた。 ……やばい、なんかちょっと…、 しんどい…っ。 私は、ヒョロリとその場に倒れ込んだ。 「え!?ちょ、心菜大丈夫?」 頭上で、そんな梨勢の声が聞こえる。