意地悪王子と仮契約!?



「……っ?!」


私は、そんな李雨の唇に、優しく唇を重ねた。


数秒後、私は李雨からゆっくりと体を離した。


「……。」


少しの沈黙が続く。


でも、その沈黙を破ったのは、李雨の甘い声だった。


「おま…っ。それは、反則……っ」


そんな李雨の言葉に反応して、私は李雨の顔をもう一度、見る。



……うそ…っ!


……李雨の顔が、真っ赤だ。


李雨は、その頬を片手で隠すと、もう一方の手で、私のおでこにデコピンをくらわせてきた。