私はつい、そんな甘い気持ちに流され、先輩に、コクリと頷いてしまった。 ーーーーーーーー 観覧車は、思ったより混んでなくて、すぐ乗る事ができた。 「あったかいな」 そういって、目の前で優しく微笑む先輩を見ながら、私もつられて笑う。 ……いいな、こういうの。 そう思いながら。 それから、長い沈黙が続く。 先輩も緊張しているのか、口を開こうしない。