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「ふう〜〜」
「いろいろ、乗ったな」
夜8:00過ぎ。
私たちは、広場の公園で、一息ついていた。
はあ、と息を吐くごとに、白いのが見えるほど、今は、ものすごく寒い。
けど、そばに先輩がいてくれるから、なんだか不思議と暖かい……。
「なあ、心菜。最後に、観覧車のらね?」
「へっ?観覧車、…ですか?」
そう言って、先輩が指差す方向に視線を移す。
”観覧車” ……。
そう言えば、梨勢が言ってたな…。
距離を縮めるチャンス、だとか……。
そう考えた途端、急に赤く染まり出す頬。
「な?のろーぜ?」
だけど、そういってクシャッと笑う先輩を見て、そんな気持ちもなんだかなくなっていく。
もっと、そばにいたい。
先輩の一番近くにいたい。
そう思う。
「うん……っ!」



