「山城くんっ、すきです!!」
放課後。
私は、山城詔くんを校舎裏に呼び出した。
心菜も、頑張ったんだもの。
私も、頑張んなくちゃ、って思って。
「えっと、相田さんだよな。」
「うっ、うん。」
「へえ〜。俺のことすきなの?」
そう言ってニヤついている山城くん。
なんだろ、なんか嫌な予感…。
「そーいうのさあ、まじでやめて欲しいんだけど。お前みたいなヤツに告られて喜ぶヤツがいるとでも?」
そう言って鼻で笑う山城くん。
……えっ、ちょっとまって。
山城くんって、こういうキャラなの?!
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…