意地悪王子と仮契約!?



「……えっ?」


そんな俺の問いかけに、少し焦りを見せる七瀬。


「言え。なんでだよ?俺、俺…」


そう考えて、一番最初に、浮かぶのは、心菜の顔。


俺、いっぱい傷つけた。


いっぱい……いっぱい。


「ごめん、なさいっ。ごめんなさいっ。私、わたし……」


そう言って、隣でグスグスと泣き出す七瀬を睨み付けると俺は、ため息をついた。


その行動に少し、ビクッとしたのか七瀬は、俺の方に顔を向けた。