「たしかに、忘れたいって思った。だけどね…、私、まだ先輩の事が好きなの、 大好きなの。だから、無理。忘れるなんて、出来ない。……ううん、忘れたくないの。」 そう言って、スカートをギュッと握る。 「そっか。……なら、応援するわ!先輩と心菜の事♪」 「り、梨勢〜〜〜!!」 そう優しく微笑みながら、いう梨勢に私は机越しに、抱きついた。 「ちょ⁉︎うざい!!離れろー」 そう言って、暴れる梨勢をもっとキツく抱きしめると、私は今日初めての、笑い声を漏らした。