「わかった。じゃあ、これは?付き合ってくれなきゃ、キスするっつったら?」
「……ぬぁっ⁉︎」
キッ、キス⁉︎
その言葉に、無駄に反応して、顔がどんどん桃色に染まっていく。
「真っ赤じゃん。おもしろ。なあ、付き合えよ?一カ月だけでいいから。この学校の女子共に、つきあってるアピールすんだよ。そうすればもう、つきまとわれなくなんだろ?それが、目的。な?言う事きけよ。付き合わなきゃ…」
そう発する顔が、どんどん近づいてくる。
後ろは、壁。
横には、李雨先輩の手で通れない。
ぎゃっ、完全に、挟まれた。
出れないっ‼︎



