意地悪王子と仮契約!?



この紙束は、三階の二年一組の教室へと届けなければいけないらしい。



……はあ、遠い。


クッソ遠いじゃあないですか。


だって、職員室は一階。


そして私は、今からこのとっても重い紙束をもって、とっても遠い二年一組の教室に行かなければならないのだ。


ほんと、しんどい……。



そんな事を思い、イライラしつつも、私は無言で、階段を登る。


ほんと、キツい。


あー、ちょっと休憩したい。


そう思い、フと力を抜いた時だった。


「……ふあっ!?」


足の力まで、抜いてしまったのか、体がふわりとコケる体勢へ……。




__________やばいやばいやばいやばい……っ!!