「は?行かねーよ、お前となんか。」


……くっ。


昨日は、優しくしてくれたのに…。


けど、私は屈しない!


「いいじゃないですか!行きましょう!私は、先輩と食べたいんですよ!」


「ちょ!おま…っ」


私は、無理やり先輩の腕を引っ張ると、屋上へ向かった。



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ギィーーーーッ


屋上への扉が、そんな鈍い音を響かせながら、ゆっくりと開く。


ふぁ〜と、香る冬の香り。


そして、なにより…。


「さむ……っ」


やっぱり、、


冬だ……〜〜。


この冷たい空気を体に受け、身にしみて感じた。