意地悪王子と仮契約!?



私は、走った。

屋上まで、早く早く……_____。


そんな時だった。


「杉崎……っ」

後ろから、そんな声が聞こえ、フイと振り向く。


「せんぱ…」


その声は、案の定、先輩の物だった。


「杉崎…、結局なにが言いたかったんだよ?しかも、…そんな泣いて。」


私の顔を見た先輩は、怪訝そうにそう、問いかけた。