それと同時に、私は大きな手と腕から解放された。 「……っふは‼︎」 思い切りまた空気を吸い込むと、私はゆっくり深呼吸をした。 「……悪かったな。…んと、誰だっけ」 「へ?あ、えっと」 やっぱり…。 この人、李雨先輩だったんだ‼︎ 間近で見ると、やっぱり整ってるなあと思う。 「おい、名前は?」 「……。」 あまりにも、美しい顔すぎて、私はしゃべる事を忘れていた。