意地悪王子と仮契約!?



もしかしたら、それで…?

そうなら、どうしよう。


私、先輩を傷つけた。

最低だ、最悪だよ私。


「心菜?どーしたの?」

そんな自己嫌悪から救ってくれたのは、梨勢の声だった。

「どうしよう、どうしたらいい?梨勢…」

「は?どうしたのよー?ちゃんと話して!!!!」


そういって、私の肩を激しく揺らす梨勢に、私は、すべて話した。


そう、全てを。

仮、で付き合っていた事も。

昨日の七瀬さんとの事も。

李雨先輩に告白された事も。

別れを…関係を止めようと告げられた事も。

……全て、全て話した。