永遠に君だけを

あれから1度も会話なし、接点なしの二学期が終わりを迎える頃。
私は心に決めたことがあった。
それは、春野くんに告白すること。
卒業前には伝えたいこの気持ち。
昔から仲の良かった桜庭光輝、通称光ちゃんに相談をしていた。
光ちゃんは野球部の部長だから、春野くんとも関わりがある。
「中総体に負けたら部活が終わるからその前ならいいよ。学年が変わる前とかならいいんじゃないかな」
だよねー…
部活終わったら話す機会とかないもんね。
「じゃあ、金曜日。金曜日までに手紙を書いて持ってくるね。だから光ちゃんが渡せる時に渡してもらってもいい??」
「うん、いいよ」
本当は自分で渡したい。
手紙じゃなくて直接がいい。でもそんな勇気、私にはなかった。
「ありがとう。やっぱり光ちゃんといると落ち着く。光ちゃんは男の子なのにね」
「やよは男子苦手だもんね」 
光ちゃんとは家も隣で親を通じて仲が良い。
所謂幼馴染だ。
男子が苦手な私も光ちゃんなら誰よりも普通に話せて、素の私を見せられる。
昔は一緒に登下校もしてたけど、物心がついた時から一緒にすることはなくなった。