永遠に君だけを

またサラリと普通にすごい事言ったけど!!!
「何を?!いつ?!」
「情報を、部活中」
そういえば…
この1週間、恵美は部活を抜けては帰ってくるのが遅かった。
「春野くんのこと調べてたってこと…??」
「他に誰のことを調べるのよ。名前はもう知ってたのね」
あっ…つい言ってしまった。
恥ずかしい…
「お誕生日は3月19日。好きな事は野球をすることと観戦すること。嫌いな教科は数学。あ、話すことが好きなんだって。保健委員をしてるよ。積極的な子で、班長もしてるし、授業中もよく発言するんだって。それに、優しくて明るいからモテモテらしいよ」
すごい…
よくそんなに…
「恵美…ありがとう」
こんなに調べてくれて。
周りが聞いたら変だと思うかもしれない。
ストーカーっぽく思われるかもしれない。
でもそんなのどうでもよくて。
それ以上に嬉しい気持ちが大きくて。
「ちょっと、泣かないでよ」
自然と涙が出ていた。
「ご、め…ん。嬉しくって…」
涙を拭い恵美を見ると、微笑んでいた。
私も微笑むと、
「声かけるの、頑張ろうね」