永遠に君だけを

そう言ってあははと笑う遠藤くん。
きっとモテるんだろうな。
女の子はこの笑顔にキュンとするのだろうか。
「榎本は、何してるの??そんなところで」
どきんとする。
なんて言えばいいのかな。
素直に野球部の子見てました…って??
ダメダメっ…そんなこと言えないよ!!
どうしよう…どうしよう。
えっと…
「榎本??」
「は、はいっ!!えっと、中総体前なので野球部の観察をしていたんですどのような練習をしているのかなとか今年の応援は誰かなとか誰が出るのかなとか誰が上手なのかなとかをですね…」
「よくそんな長いの一息で言えたね。榎本って思ってたより普通なんだな」
ふわりと微笑む遠藤くん。
「どういう、こと…??」
「あぁ。本人は鈍感なんだな。榎本って美人過ぎてみんな話しかけられないとか言ってるだろ??俺も実際話しかけられなくてさ。隣の席になった時はめっちゃ動揺してたんだよな。でも、今日こうして話せて、美人過ぎて近寄り難いっていうイメージはなくなった」