甘いフレンチトーストを食べ終え、学校に行く支度をして蒼兄の車椅子に乗り込む。

蒼;「奏、忘れ物ないね?ちゃんと、薬と吸入器持ってきたか?」

奏;「うん、ちゃんと持ってきたから大丈夫。」

じゃあ、出発するぞと蒼兄が車を出発させた。

俺と蒼兄の学校は、家から車で10分位の所だからあっという間に着いた。

職員用玄関で蒼兄と別れて、自分の教室にそそくさと俺はむかう。

途中、何人かの生徒や先生に挨拶してやっとわ自分の席にたどりつけた。

奏;「あ〜、疲れた。」
一人ごとを言いながら、机に教科書をしまう。

ちょうどチャイムがなり、今日の一日の授業のスタートを知らせた、、。