現れた謎転校生。

いつもの日々変わらない日常しかし今日は違った....
「今日は転校生がいるぞ~!」
先生の言葉にクラス全員がどよめく
「え~男かな?」
「可愛い女がいいな~」
そんな話でクラスが騒がしくなった。
「え~静かに!では紹介する隣街から転校してきた北山 六斗(きたやま りくと)君だ」
ガラガラと同時に私でもわかるほどカッコいい人が入ってきた。しかし明らかに不良だ髪は染めてるしピアスだってしているが、だか似合っている私でも分かるぐらい。
「えーと隣街から転校してきた北山六斗ですよろしく...です。」
女子達からは悲鳴にきこえるほどの嬉しい声とは逆に男子はショックを受けていたのは言うまでもなかった
「六斗?」
小声で名を読んだ
「ん?君だれ?」
とあっけなく話終了笑
「では、どこ空いてる?あ~委員長の後ろか友里すまんが面倒みてやってくれ」
そうして彼は私の後ろの席に静かに座った。何時間も女子からの彼への視線は止むことはなかった。
「絶対女子から妬まれるよ~どうしよ~深雪笑ってる場合じゃないよ~泣」
友里は笑ったまま周りを見渡すと
「今は大丈夫なんじゃない?みんな彼に夢中だから(笑)今はね(笑)」
確かに今はみんな彼に夢中だけどいつ私のところえ来るかは時間の問題だなと実感していた。
時間が過ぎ放課後
女子達が当然のように彼の周りに集まっていた。
「今から暇~?遊ばな~い?」
たくさんの女子からめに質問攻めめんどくさそうだにしていた。
「ごめんけど今から委員長と学校回ることになってんだだから無理だわ」
その言葉によって一瞬で怒りの矛先が私にきた。予感はしていたもののまさかこんなに早くくるとは思っていもしなかった。
「え~いいんじゃ学校回るぐらいなら今度私達が一緒にまわるから~」
女子からの痛い視線ともにどうにか私とは行かせないようにしてる行動がバレバレだ。
「ごめんけど約束してんだ、ねぇ?委員長」
その言葉と同時に手を引かれ教室を逃げるように出た。
「ごめんな?いきなり引っ張ってきちゃって痛くなかったか?」
そう言って優しくしてくれた
「別いいわよ少し困ったことにはなったけど」
動揺を隠せないままテンパる深雪
「ん...ふふww」
笑いを隠しきれない六斗にいらだちを覚えていた....