「起きてください!一宮くん!」 屋上で、私の大きな声が響いた。 「ん……むり」 私が名前を呼んだ、一宮 遥は、 無気力で、高校二年生の秋の現在までに、出席した授業が数えられるほど。 高校一年生は、真面目に出てたらしいけど… ことしの夏らへんから、どんどんサボりはじめてる。 みんなには、かっこいいだの言われていて人気者。 だけど、私は大嫌い!