「心の声、聞こえてるよー」 「ふげっ!?まじですか……」 まあ、いいんじゃなーい?一宮。 と、ニヤニヤしてくる。 凛は、いつもこうだ。人の嫌という気持ちをわからない! なんなんだろう。 「よく無いと思う」 「あれさぁ…モテるんでしょ?一宮。」 「ま、まあ見れるのは、レアだし…最近人気な無気力ってのだし? 成績も、ま…まあ中の上。運動だって、本当は凄いし。」 確かに、完璧。と、言われれば完璧。