一宮君との恋愛事情

……

「ブフッッ!あんた、バカなんじゃないの!?」

「ちょ、汚いよ凛!」


お昼時間。

凛と教室でお弁当を食べている。


笑いながら、卵焼きを口から出す凛を汚い、と注意しながら、ご飯を食べ進める。



「あー、はいはい。それよりさ?あんたが初めて、一宮を授業に出したと思えば、さ?

付き合えって言われて、OKしちゃうんでしょ?」


「う、うん。だって!!だって!」


あんなに可愛い、顔されたら断れないよ。


しかも、風紀委員としてのプライドも、

あるし。