朔弥の元へ私は急いだ。



他のことなんて気にせずにただただ無我夢中で走り続けた。



病院につき朔弥の元へ向かった。



「朔弥!」



私は急いでそう呼びながら病院の中を走っていた。



そして転びそうになった時私を支えてくれたのは朔弥だった。



「彩芽?」



そのあと私たちは家への道を歩きながら話すことになった。



最初は無言だったけど朔弥は口を開いた。