そう言いながらも一ノ宮駅に時計台へときた。


そこには朔弥がいた。


「さ、くや?」


そこには知らない女の人とキスをする朔弥の姿があった。


私は持っていたネックレスを朔弥の前で投げた。


「少しでも期待した私がバカだった。さよなら」


そう言って私は走り出した。


しばらくすると神宮寺くんにぶつかった。


「結城?」