ゲームの先には愛がある

そう思うことしかできなかった。


その頃朔弥は梓たちは…。


「彩芽ー？」


さっきから探してもいないんだから。


すると休憩中の朔弥くんが私に声をかけた。


「どうかしたのか？」


「彩芽がいなくて…」


すると近くの女の子たちがひそひそ話していた。


「彩芽ちゃん、可哀想だよね。あんなことされて」


その話を聞き私は急いでその子たちに声をかけた。


「あの彩芽が何か？」


事情を聞き朔弥くんに怒りが募った。


「あんたのせいで彩芽が。」


「なんだよ！？」


「あんたのこと好きな先輩たちが六人組で彩芽をどこかへ連れ去って暴力をしたみたい。」


それを聞いた朔弥くんは同じクラスの裕也にバスケの代行を頼みどこかへ走っていった。


お願い！彩芽無事でいて！