そう言って私に向かってウィンクをする春樹さんは大人から少年になったみたいだった。


特別…


そんなわけあるはずがない。


あいつからの私に対しての扱いはひどすぎるんだよ!


そして会計を済ませた朔弥が戻ってきた。


「行くぞ!彩芽」


私は春樹さんにお礼を言ってお店を出た。