「純くん笑い事じゃないって!」

そう言う翔弥も笑ってる

この時間は私も嫌いじゃない



嫌いじゃないけど..



「マーマー!またパパが時間やばいって笑ってる!」


私は再び玄関の戸を開けて、家の中にいるママに向かって叫んだ




「はぁ?!純!早く準備して!遅刻なんてしたら今日の晩御飯ないからね!」


「うっわ!愛!それは勘弁!姫奈もチクんなよ..」




ね?二人の会話は高校生のカップルみたいなの


未だに名前で呼び合ってるし、なんて言うか、若いったらありゃしない