「早く姫奈連れて部屋行けって!」 「お、おう!」 俊に言われた俺は姫奈の手を取って、テーブルに置いてある鍵を持ち部屋に向かった 姫奈は黙ってついてくる けど、手はしっかりと握り返してくる これが可愛いんだってば 感情に任せてキレるとすぐ後悔するらしい そんで、俺に嫌われたんじゃないかって不安になるんだってさ まじで可愛い そんなことで嫌いになるわけねぇのに 今だって少し後ろを歩いてる姫奈を見ると、目に沢山の涙を溜めている