「うお!俺らも時間やべえ!姫!行くぞ!」 翔弥はそう言いながら自分のバッグと、私の部活の用意を持ち上げた 「わ!やば!パパママ!行ってくる!!」 『行ってらっしゃい!』 言い合いをやめて声を揃えてそう言う二人を見て、私と翔弥は顔を合わせて笑った 「そう言えば!姫奈!あんた学校終わったら、真奈美んとこでご飯だからね!」 真奈美とは翔弥のママ 「りょっかい!行ってき!」 こんな感じの私たちの朝なんだけど、私は好きなんだよね