椋平は確信犯なんじゃないかとときどき思う。
冷たくして冷たくして、時々優しくして。
どんどん私は、椋平に溺れていくんだ。
椋平って、ドSだったのかな。
椋平になら、攻められてもいいかも。
なんて・・・。
「キモい」
顔に出ていたらしく、加奈子にものすごく嫌な顔をされた。
反省してます。
仕事中でした。
集中します。
そうして、椋平は時間とともにオフィスに帰っていった。
毎日の癒しの時間が終わる。
椋平がいるのは45分くらいの短い時間。
たったそれだけの時間でも、毎日会えるって幸せなことだよね。
よし。
これから後の時間も、バリバリ頑張りますか!


