彼は、待ち合わせ場所にちゃんと来てくれた。
仕事終わりのスーツ姿で、駅の側にある小さな公園。
「ごめん、結構待ったよね?仕事終わりにって、俺の仕事なかなか終わらないし・・・。時間の訂正お願いしようと思ったけど、三波さん忙しそうだったから」
「ごめんなさい・・・」
「いや。こっちこそ遅くなってごめん」
ぎこちない会話。
私の心臓は口から出るんじゃないかと思う位高鳴っていて。
体中の血が湧き上がるんじゃないかという位体が熱い。
「あ、あの、今日来てもらったのはね」
「うん」
「わ、私、夏目くんの事が・・・好きです!」
しどろもどろな告白。
なんてかっこ悪い。
「付き合ってください!」
最後には勢いしか残っていなくてそう言い放つ。


