それからも、彼夏目くんは仕事の休み時間にカフェに来て一言二言言葉を交わしていく。
仕事が忙しそうなときには、話しかけずそっと見守る。
そんな日々を重ねていた。
そんな生活が3ヶ月くらい続いた。
「なんなの、あなたたちの、その清く正しくお友達してます、みたいな日々!」
「え、な、なに突然」
「じれったいのよ!いい加減告白位しなさいよ!」
痺れを切らした加奈子が仕事終わりにそう言った。
その日は上がりの時間が一緒で、ラストにはバイトの綾乃ちゃんとオーナーが残っている。
駅まで歩きながら、加奈子に責められている私。
告白なんて・・・。
「できないよ・・・。今のままで十分幸せだもん」
「へぇ。じゃあいいのね、彼が他の誰かと付き合って、キスして、それ以上しても」
「っ!い、いや!」
脅すような言葉に私は必死で抗議する。
そんなの、嫌に決まってる。
夏目くんが、他の人と・・・なんて。


