「あわよくば、俺んちに来ないかって言おうと思ってたのになぁ」
仕事に復帰した私に、店長が明るい口調でそう言った。
店長には、本当に本当に返せないくらいの事をしてもらった。
辛いときしんどい時、ずっと側にいてくれた。
きっと、椋平がいなければ、私は店長の事を好きになってたと思う。
「店長、ありがとうございました」
「未侑の笑顔が、この店には必要なんだからな。待ってたぞ」
「・・・はい!」
ストーカーのきっかけでもあったけど。
この仕事は、やりがいのある私の大切な場所。
戻って来れてよかった。
私は、まだまだここでやりたいことがあるんだ。
店長と、皆と。
一緒にこのカフェを盛り上げていきたい。
私の、天職なんだから。


