クールな溺愛彼氏様⁉︎




怪我の方も、口の中が切れたのと打ち身程度で私はすぐに退院することができた。
調書も椋平に付き添ってもらって思い出しながら話をした。


警察の話では、男は、初めて行ったカフェで私に笑顔を向けられて私の事を好きになったらしい。
街で偶然ぶつかったときにも、優しく声をかけてくれてまるで天使のように見えた。
きっと、彼女も自分の事がすきに違いない。

でも、椋平って言う悪い男に捕まって、自分への思いを遂げられずにいるんだ。


だから、自分が助けてあげないと。
そう言う気持ちになっていったらしい。


そして、最初ぶつかった時に落としたハンカチをずっと持ち歩き、水族館の前で勇気を出してそれを渡すと、彼氏といた彼女は、僕に助けてって言っているように見えた。




調べれば、椋平は浮気をしている場面をとらえることができた。
これで、彼女は救われる。



でも、今度は新しい男が現れて、邪魔をする。
彼女に裏切られた。
許せない。




そうして、あの行動に移った。





そういうシナリオだったと教えられた。
青ざめる私の肩を優しく抱いてくれた椋平。



勘違いが起こした一連の事件。
こうして、幕を閉じた。