「お金は溜まりそう?」 「うーん。まだまだ」 私は、お金をためている。 それは、将来自分の店を持つためだ。 それが今の夢。 「ま、彼氏が出来たら出費も増えるしね」 「も、もうっ!からかわないでよ」 「からかってないでしょ。事実を言ったんじゃん」 そう。 私には、彼氏がいる。 まだ付き合って3か月のほやほやのカップルだ。 そしてそろそろ・・・。 カランカラン。 「あ!来た!」 「はいはい、いってらー」 私は猛ダッシュで入り口に向かう。