バサバサッと手から落ちていく写真と手紙。
震える両手を口元で抑える。
「未侑?」
店長が心配そうな顔でその手紙を拾い覗きこんだ。
「これ、彼氏か?」
怪訝な顔で尋ねてくる。
私は、震える身体で小さく頷いた。
「相手は・・・顔はうつってないみたいだな。何かの間違いかもしれないし、これが浮気だって決まったわけじゃないんだから、落ち着け?な?」
「・・・は、い」
店長が、背中をさすってくれる。
私は頭の中がグルングルンとまわっていて、うまく処理できない。
受け入れたくない現実と、見てしまった事実に頭の中が混乱していて。
椋平の事を信じたい気持ちと、目の当たりにしたものとでぐちゃぐちゃだ。


