「でも・・・、何かあってからじゃ遅いんだぞ」
「大丈夫です。何かあったら相談しますから」
「そうか・・・?でも、なるべくラストにかからないようには調節する」
「すみません・・・」
店長は、私の頭をポンポンと叩くと笑った。
店長の笑顔はホッとする。
身体の震えもすっかり治まっていた。
「彼氏にも、相談しとけよ?」
「え、あ・・・。でも、彼忙しい人なんで・・・。相談したとしても・・・。でも、はい。相談しときます」
「なるべくなら、迎えに来てもらうとか、頼んでみろよ」
「・・・はい」
椋平の負担にはなりたくない。
心配も、できるだけかけたくはない。
それに椋平は、私よりずっとハードな仕事をしていて、毎日遅くまで残業しているのに。
でも、ちゃんと話はしておいた方がいいんだよね。
まだ確信があるわけじゃないけど・・・。
確信がもててからでも、いいかな。
無駄に心配かけてもいけないもんね。


