目を覚ました時に、隣に椋平がいて。
その上、腕枕してもらって抱きしめられた状態・・・なんてなんて幸せな状況なんでしょう!



一瞬でも、椋平の気持ちを疑いそうになったけど、追いかけてよかった。
負けずに頑張ってよかった!



昨日の夜は、もちろん・・・。
2回目の・・・キャッ!




平日の夜それも、明日もお互いに仕事だというのに椋平の家にいるのなんて初めてだ。



それにしても、昨日の椋平はずっとおかしかった。
あんな風に、東雲くんに感情をあらわにするなんて。
今まで、いつだって冷静だったからなんだかそわそわしちゃう。



しかも、その後ラストまでバイトを終わった後待っていた椋平に家に連れて帰られ求められるままに・・・。
嬉しかったけど、いつもと違う椋平に戸惑う。



ぐっすり眠っている椋平の腕からそっと抜け出す。
せっかくだから、朝ご飯作ってあげよう。


私は今日も遅出だから朝はゆっくりだし。
仮同棲生活の時には全く何もできなかったから、彼女っぽいこと少しはしたいし。