「りょうへー!」
ウソ、ウソ!
なんで?
今、まだかかりそうだって。
それなのに、なんでここにいるの?
あれ?
でも、椋平鞄もってない・・・。
「コンビニにコーヒー買いに行くんだよ」
「そうなんだ!偶然だね!会えて嬉しい!」
「・・・あっそ」
歩き出した椋平に合わせて私も歩き出す。
コンビニまでは歩いて20m位。
あっという間についてしまう。
特に話もしないままコンビニについてしまった。
「私も、なんか買って帰ろうかなぁ」
「必要ないのに買わなくていいだろ。まっすぐ帰れよ」
「・・・う」
椋平は、女心というものがわからないのかな?
もう少し一緒にいたいとかさ。
思うじゃんか!


